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英国の食文化はGREAT

「英国料理といえば、フィッシュ&チップスぐらいしか思い浮かばないですねぇ。」これは、2月22日(水)、私が公邸で主催したFood is GREATの夕食会の前に、フジテレビのレポーターと歓談している時の彼のひとことです。私は「それは昔話ですよ。」と応えました。なぜなら、最近の英国の食文化、即ち英国料理は、世界的に高く評価されるようになったからです。英国の有名なシェフたちによる数々のテレビ番組やレシピ本が大人気です。

今日、英国では、食材の品質、新鮮さ、安全性を重視します。欧州で第3位のオーガニック大国でもあります。食品産業が英国で最大の製造業であることは日本ではあまり知られていませんが、その対日輸出額は2014年の252億円から2015年は299億円へと、急激に伸びています。

日本の料理評論家やメディア、ブロガーや小売・飲食業の代表の方々が参加したこの夕食会では、私のシェフであるフレデリックと6人のシェフたちが創作した極めてクリエイティブなメニューが披露されました。彼らは、革新的な調理法や盛り付けにより、英国と日本の素材を融合させました。イベントを共催したウェッジウッドの質の高いお皿がコース毎に選ばれ、料理が提供されました。

この夜は大成功でした。参加された誰もが、「現代の英国の食文化は単にフィッシュ&チップスではない」と認識されたと、私は確信します。と申し上げましたが、個人的にはフィッシュ&チップも好きですよ。

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